無名の人生 渡辺 京二

Category : 森崎和江・上野英信・渡辺京二・谷川雁・松下竜一・炭鉱・九州


無名の人生
渡辺 京二
文春新書
2014年3刷

帯つき。カバー・本ともに状態良好です。


異邦人でもある私が、それでもやはり日本というものと根底でつながっているのは、幼少期から日本語の文章によって育てられてきたからです。日本語の文章こそ、私の故郷と言えます。
(本書より引用)



昔の日本人は幸福に暮らす術を知っていた

人の幸せは、生存の非情な面と裏合わせ。そのなかで「自分で自分の一生の主人であろう」としてきた孤高の思想家が語る珠玉の幸福論。

名著『逝きし世の面影』で知られる渡辺京二さんは少年期の7年間を当時の最先端都市・大連で過ごし、その後一転して引き揚げですべてを失う経験をし、戦後、熊本で組織に属さずに身ひとつで生きぬき、珠玉の作品を一人静かに書き継いできた。「自分で自分の一生の主人でありたい」という言葉の通りの半生。その実感をもとに語る「人生論」「幸福論」「生き方論」。
人の幸せは、生存の非情な面と裏合わせ。敗戦後のつらい生活、引き揚げ後の厳しい生活は、その分味わいが濃く、「生きている」という実感もあった。近代以前の人間は大変で不幸だったと思いがちだが、そうではない。苦難があること、不便で不自由であることが、かえって生きていることの味わいを深くする。快適なものをいくら集めても幸せになれない。近代以前の日本人は、厳しい生活のなかでも、いかに苦難を軽くそらして、気持ちは楽しくいられるかという術を知っていた。楽しく幸せに生きるのが上手だった。世の中が悪い、制度が悪い、と言っていても幸せになれない。病気で死ぬかもしれない。戦死するかもしれない。不慮の事故で死ぬかもしれない。しかし自分の一生が自分にとって良いものであったかどうかは、国家や政治や社会情勢とは関係ない。どんな状況のなかでも自分で自分の一生の主人でありうるからだ。不幸も、幸福もあるのが人間の一生。それを総括してどう考えるか。嫌な無駄な一生だった、つまらない人生だった、と思うのか。醜い自分もあるがままに受け止めて、自分の一生を肯定するのか。幸せになれるかどうかはそこにかかっている。正体のつかみにくい「生きづらさ」から現代人を爽快に解き放つ書。

販売価格

500円(内税)

購入数

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける

カライモブックスとは

カライモブックス

実店舗ホームページ

ブログ

フェイスブック

ツイッター(新入荷情報)

ツイッター(カライモJカライモNの日常のつぶやき)

買い物カゴ

買い物カゴを見る

検索

カテゴリー

Feeds

RSS - ATOM