フィフティ・ピープル チョン・セラン 斎藤真理子 訳 ☆新本

Category : 文学 , 日本語訳と外国語の文学・文学論


☆この本は新本です☆

フィフティ・ピープル 
チョン・セラン 
斎藤真理子 訳 
亜紀書房
2020年5刷

寄付金を公正に使い、その使途を可視化して詳しく記録し、それを公開するうちにまた一年が過ぎるだろう。肉が裂け、骨が折れ、傷ついた動物みたいになって運ばれてくる女性たちや子どもたちに、もうあんなことは終わったのよと言ってやりながら。そんなときでもばかみたいなことを言う人間はいるだろうし、それに根気強く答えていくことで一年の幾分かはつぶれてしまうだろう。いちばん軽蔑すべきものも人間、いちばん愛すべきものも人間。その乖離の中で一生、生きていくだろう。
(本書より引用)

「あんた、知ってる?世の中の安全法のほとんどは、遺族が作ったんだって」
「ほんと?」
「何百年も前からそうなんだって。あの遠い国でも、いつもそうだんだって」
(本書より引用)


痛くて、おかしくて、悲しくて、愛しい。

50人のドラマが、あやとりのように絡まり合う。
韓国文学をリードする若手作家による、めくるめく連作短編小説集。

ものがたりの楽しさに満ちた、韓国小説の新シリーズ創刊!


チョン・セラン
1984年ソウル生まれ。編集者として働いた後、2010年に雑誌『ファンタスティック』に「ドリーム、ドリーム、ドリーム」を発表して作家デビュー。2013年、『アンダー、サンダー、テンダー』(吉川凪訳、クオン)で第7回チャンビ長編小説賞、2017年に『フィフティ・ピープル』で第50回韓国日報文学賞を受賞。純文学、SF、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えて多彩な作品を発表し、若い世代から愛され続けている。童話、エッセイ、シナリオなども手がけている。他の小説作品に『地球でハナだけ』『保健教師アン・ウニョン』『島のアシュリー』など。

斎藤真理子
1960年新潟生まれ。訳書に『カステラ』(パク・ミンギュ、ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『こびとが打ち上げた小さなボール』(チョ・セヒ、河出書房新社)、『ギリシャ語の時間』(ハン・ガン、晶文社)、『ピンポン』(パク・ミンギュ、白水社)、『誰でもない』(ファン・ジョンウン、晶文社)、『羞恥』(チョン・スチャン、みすず書房)など。『カステラ』で第1回日本翻訳大賞受賞。

販売価格

2,420円(内税)

購入数

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける

自己紹介

SNSはこちら

カライモブックス

ブログ

フェイスブック

ツイッター(新入荷情報)

ツイッター(カライモJカライモNの日常のつぶやき)

買い物カゴ

買い物カゴを見る

検索

カテゴリー

Feeds

RSS - ATOM