来たるべき蜂起 不可視委員会

Category : アナキズム・社会運動・社会問題・戦争・公害


来たるべき蜂起 
不可視委員会
『来たるべき蜂起』翻訳委員会 訳
彩流社
2010年初版1刷

カバー・本ともに状態良いです。
 

真実とは、世界についてなんらかの見解ではなく、われわれを世界にしっかりと結びつけるもののことだ。真実とは、われわれが所有する何かではなく、われわれを支えるものである。真実は、私を作り、私を解体する。私を構成するとともに、私から個人という位格を剝奪する。私を大勢の者から遠ざけると同時に、真実を知る人びとと結びつける。真実にこだわって孤立する者は、自分に似た仲間と運命的な出会いを遂げる。じっさい、蜂起のプロセスが開始されるのは、譲歩することのできない真実からである。


2008年11月15日、フランスの寒村タルナックで共同生活を営む9名の若者が逮捕される。新幹線への「破壊工作」を名目にした事実上の思想弾圧だった。押収された証拠物のひとつで、首謀者とされたジュリアン・クーパがかかわったとされるのが本書『来るべき蜂起』である。弾圧は「タルナック事件」として大メディアを席捲する論争へと発展。現代ヨーロッパを代表する哲学者ジョルジョ・アガンベン、アラン・バディウ、リュック・ボルタンスキー(因みにクーパは彼の弟子である)らが次々と抗議の声をあげる。問われているのは、現行の資本主義体制と、それに乗らない者への社会的排除が、テロリストという烙印のもと根拠なしの弾圧へと結実する、新しい統治の不気味さだ。
本書は“コミテ・アンヴィジブル(不可視委員会)”の名で2007年フランスにて発刊されている。フランスの政治・哲学雑誌で、ポスト・シチュアシオニストを標榜する『ティックン』誌の運動の流れのなかに位置する書物である。“スペクタクル・商品の支配に対する抵抗、情動の組織化としてのコミュニスム、そして蜂起・内乱の契機”がここでは賭けられている。翻訳版では「タルナック事件」とその背景、恐慌後のヨーロッパ動乱の様子、またそれらの哲学的意味に迫る解説を付す。

文明の勝利に欠けているものは何ひとつない。
恐怖政治も情動の貧困も。
普遍的な不毛も。
砂漠がこれ以上広がることはない。あらゆる場所が砂漠だからだ。
ただしなおも深化するかもしれない。
自明なる災厄を前に、憤激する者たち、行動する者たち、
告発する者たち、そして自己組織化する者たちがいる。

不可視委員会は自己組織化する者たちの側にある。
(本書より引用)

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