水俣病闘争史 米本浩二 ☆新本

Category : 水俣 , 新本


☆この本は新本です☆

水俣病闘争史 
米本浩二 著
森田具海 カバー写真撮影
河出書房新社
2022年

貧しい者が追いつめられた時、何故いつも手を握り合わねえのか、何故助け合えねえのかってゆう、そのことなんだ。考えてもみろよ、俺達の奇病の傷が今になってもうづくのか、権力に殺られたからじぇねえ。部落の、最も親しかった人達によって切られた傷だからだ。
(本書より)

五月一一日、会は結成趣意書の検討をした。「公害をなくすように」という意味のことを文言に入れようという意見が出たが、「そのようなとらえ方をすれば、一般化され薄められてしまう。われわれは『仇を討つんだ』という患者の気持ちに加担して行動するのだ」との主張が大勢を占めた。
(本書より)

水俣病を巡る闘争はどのように生まれ、全国的な運動に展開したのか? 渡辺京二や石牟礼道子の知られざるコミットを明らかにしつつ、運動の精神に肉迫する決定版。

今日ただいまから、
私たちは、国家権力に対して、
立ちむかうことになったのでございます――。

最もラディカルで大規模な公害闘争として知られる水俣病闘争は、どのように生まれ、全国的な闘争に展開していったのか? そこには「運動方針の最優先事項は患者の意思である」とし、徹底して裏方に回った渡辺京二と石牟礼道子の存在があった。知られざる彼らのコミットを明らかにしつつ、水俣病闘争が問いかける「精神」を躍動感豊かに描き出す。


【目次】
はじめに

第1章 寒村から
塩と木材/日本窒素肥料/アセトアルデヒド/新興コンツェルン

第2章 闘争前夜
異変/公式確認/細川一/排水口変更/有機水銀説/爆弾説とアミン説/産業性善説/漁民暴動/猫四〇〇号/サイクレーター/患者家庭互助会/見舞金契約/「水俣病は終わった」/胎児性患者/安賃闘争/新潟水俣病/公害認定

第3章 闘争の季節(とき)がきた
水俣病市民会議/確約書/石牟礼道子/渡辺京二/血債を取り立てる/水俣病を告発する会/熊本地裁に提訴/水俣病研究会/第一回口頭弁論/補償処理委/厚生省占拠/巡礼団

第4章 困難、また困難
臨床尋問/一株運動/チッソ株主総会/ほんとうの課題/敵性証人/カリガリ/自主交渉/チッソ東京本社/年越し交渉/五井事件/鉄格子

第5章 大詰めの攻防
公調委/判決前夜/判決/東京交渉団/補償協定

第6章 個々の闘い果てしなく
水俣病センター/チッソ県債/杉本栄子/石牟礼道子の涙/原田正純/無要求の闘い/差別糾弾闘争/緒方正人

おわりに

主要参考文献
「水俣病闘争」関連年表
著者
米本 浩二 (ヨネモト コウジ)
1961年徳島県生まれ。毎日新聞記者を経て著述業。石牟礼道子資料保存会研究員。著者『みぞれふる空』『評伝 石牟礼道子』『不知火のほとりで』『魂の邂逅』ほか。

この本の感想をお寄せください

販売価格

2,750円(内税)

購入数

この商品について問い合わせる
この商品を友達に教える
買い物を続ける

自己紹介

SNSはこちら

カライモブックス

ブログ

フェイスブック

ツイッター(新入荷情報)

ツイッター(カライモJカライモNの日常のつぶやき)

買い物カゴ

買い物カゴを見る

検索

カテゴリー

Feeds

RSS - ATOM