私ではなく、不知火の海が <表現に力ありや>全展開映画「水俣の図・物語」

Category : 石牟礼道子


私ではなく、不知火の海が <表現に力ありや>全展開映画「水俣の図・物語」
北川フラム(責任編集) 
現代企画室
1981年1刷
石牟礼道子、井上ひさし、色川大吉、最首悟、武満徹、土本典昭、原広司、丸木俊、丸木位里、原田正純、羽仁進、川本輝夫、浜本ニ徳、鈴木志郎康、佐多稲子、佐藤忠男、ほか

カバー・本文にヤケあり。ヤケのほかは良好です。書き込み見当たりません。

私の身のまわりにいる南九州の端っこのほうで生きている人たちは、生きていることがお芝居なんだと思いますのね。その人たちは役者さんになりたいわけで、そういう願望がテレビに出る人たち━━のど自慢、私NHKののど自慢見るの大好きで、とても年齢をとったおばあちゃんたちが、アナウンサーを圧倒して、とても色気があって(笑)アナウンサーが非常にバカげて見える、軽薄な演技をしてて、八十歳以上のおばあちゃんが出てくると食ってしまうようなところがありまして━━そういう人たちが日常使う言葉の中に、「ああ、きょうは泣いた泣いた」、世の中そういいことばっかりないわけで、極限になりますと、「きょうは泣いて狂うてやったばい」とか、今日は舞うて、━━舞いという字を当てるんだと思いますけども━━、「舞うた舞うた」とか、「狂うた狂うた」とかいうときに、みえをきっている感じがございましてね。そういうみえをきる、一生に一度はみえをきりたいというのは、ふつうの人間の中にもあるんではないかと思います。(本書より引用、石牟礼道子)


土本典昭監督「水俣の図」を契機に発せられた人間のつぶやき、発語は、私たちの現在を衝き、私たちの現在に感応する。

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