3・12の思想  矢部史郎

Category : 原発・原爆・放射能


3・12の思想 
矢部史郎
以文社
2012年初版1刷

帯つき。
カバー・本ともに状態良好です。


人々は、「原子力発電がどのように管理されているか」ではなく、「原子力発電をもつ国家は、社会をどのように管理するか」ということに関心を向けるようになった。原子力をめぐる「管理」の概念は、分裂し、反転したのです。(本書より引用)



放射能拡散状況下で、社会はどう組み変わり、人々は何を信じるのか。

混沌とした世界のはじまり、そして「百家争鳴」の時代を生き抜くための指南書。

―2011年3月12日、私は娘を連れて、東京をあとにした―


3・11ではない、3・12の話をしよう!
前著『原子力都市』(2010年)で、福島原発爆発後の世界を予見した著者が放つ、待望の語り下ろし。

【著者紹介】
矢部 史郎 (やぶ しろう)
1971年生まれ。90年代からさまざまな名義で文章を発表し、社会運動の新たな思潮を形成した一人。高校を退学後、とび職、工員、書店員、バーテンなど職を転々としながら、独自の視点から鋭利な社会批評を展開。人文・社会科学の分野でも異彩を放つ在野の思想家。
著書に『原子力都市』(以文社・2010年)、『愛と暴力の現代思想』(青土社・2006年、山の手緑との共著)、『無産大衆神髄』(河出書房新社・2001年、山の手緑との共著)


【目次】
はじめに

機イ呂犬泙蠅箸靴討裡魁Γ隠
「三・一二」公害事件
原子力国家とはなにか
東京の未来
子どもと労働者への「無関心」
国内難民と母親たち
「外国人」としての避難民

供ナ射能測定という運動
放射能測定運動の基礎
検出限界の問題
セシウム134を検出することの意義
セシウムの作物移行を低減させることの問題
「サンプル」調査の限界
誰が危険にさらされているか
オートポイエーシス的運動

掘ィ魁Γ隠欧了彖
原子力資本主義、そして〈帝国〉
原子力のある社会
エコロジーとはなにか
放射能被害と新たなる集団性
世界の原子力体制
科学と魔術
今後、世界といかに接していくか

あとがき

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800円(内税)

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