不知火海民衆史 下 聞き書き篇 色川大吉 ☆新本

Category : 水俣 , 色川大吉


☆この本は新本です☆

不知火海民衆史 下 聞き書き篇 
色川大吉
揺籃社
2021年3刷
350ページ


兄貴はですな、ならぬ堪忍するが堪忍、堪忍するより宝はなかちいいました。モットーですたい。しかし、私は違うところはどこちいいますと、堪忍するより宝はなかろうばってん、そのしわよせは自分にくる、だから堪忍すればそれだけ心に持つわけですから、それだけ寿命がちぢむ。だから、堪忍ばかりするっちどげんするか、その言うべきことを言わんでどげんするか。吐かずんばつまらん、しかし、そこに注意をせんばならん、表現のしかたに注意をすればよかち。兄も四十二か、ならぬ堪忍をしたからそういうふうに命がちぢまったんじゃなかろち、私思います。
(本書、下巻より引用)

上巻は水俣病関連の論説篇、下巻は不知火海沿岸の古老を聞き取り調査した聞き書き篇。『水俣の啓示』を補完する畢生の大作にして渾身の大著!

石牟礼道子さんの懇望を受けて、色川大吉先生が「不知火海総合学術調査団」を結成されたのは、1976年春。以来、10年の長きにわたり、各界の第一人者ともいうべき研究者たちが不定期で水俣を訪れ、水俣病の実態を各方面から調査していきました。

色川先生は民衆史の掘り起こしをメインとされ、地元の古老や語り部を何度となく訪問、聞き取りを行い、それらの調査結果を大学の紀要や学会誌などに発表しました。

それらのうち、いまでは入手困難な論考を集成したものが本書。40年以上の月日を経ても古びない情熱を帯びた論考に、混沌とした21世紀の地平から学ぶべき点は非常に多い。


【目次】
渡辺栄蔵翁の記録(1)

渡辺栄蔵翁の記録(2)

創生記の水俣―前田千百聞き書

明治・大正の水俣―前田千百聞き書

獅子島にて―湯元クサノ聞き書

女島にて―井川太二聞き書

きれぎれの思い出―杉本栄子聞き書

御所浦島にて―白倉幸男聞き書

漁師八十年―下田善吾聞き書

不知火海総合学術調査団のころ―色川大吉聞き書

おわりに


☆上巻はこちら→http://karaimobooks.shop-pro.jp/?pid=155165358

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