小さきものの近代 1 渡辺京二 ☆新本

Category : 森崎和江・上野英信・渡辺京二・谷川雁・松下竜一・炭鉱・九州


☆この本は新本です☆

小さきものの近代 1 
渡辺京二 
弦書房
2022年

『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く、日本近代素描。鮮かに浮かび上がる、名もなき人びとの壮大な物語。
維新革命では、国民ひとりひとりの小さきものの幸・不幸など問題ではなかった。本書では、国家次元のストーリーではなく、近代国民国家建設の過程で支配される人びと=小さき人びとが、その大変動をどう受けとめ、自身の〈近代〉を創り出すために、どのように心を尽くしたかを描く。

緊急避難として始まった国民国家の形成・展開こそ、わが近代のビッグ・ストーリーである。だが私は老いて最早九〇歳、いまさらそういう国家次元のストーリーには心動かない。私は支配される人びと、あえて言えば小さき人びとが、維新以来の大変動をどう受けとめ、自分自身の「近代」を創り出すために、どのように心を尽くしたか語りたい。
(本書より)

目次
第一章 緊急避難
第二章 徳川社会
第三章 自覚の底流
第四章 開国と攘夷
第五章 異国経験
第六章 幕臣たち
第七章 敗者たち
第八章 女の力
第九章 黙阿彌と円朝

著者
渡辺 京二
わたなべ・きょうじ
1930年、京都市生まれ。熊本市在住。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)『近代をどう超えるか―渡辺京二対談集』『もうひとつのこの世-石牟礼道子の宇宙』『死民と日常―私の水俣病闘争』『万象の訪れ-わが思索』『預言の哀しみ―石牟礼道子の宇宙供戞惺掌佑箸いΩ厳福戞惺嗅遒卜つ虹』『未踏の野を過ぎて』『幻のえにし-渡辺京二発言集』(以上、弦書房)『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)『バテレンの世紀』(新潮社)『原発とジャングル』(晶文社)など。

販売価格

3,300円(内税)

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