テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語

Category : 障害・介護・病・福祉


テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語
MK・サーウィック
島田恵 監修
中垣恒太郎・濱田真紀 訳
サウザンブックス社
2022年1版1刷

帯付き。カバー・本ともに状態良いです。書き込み見当たりません。


本書は著者自身による1994年から2000年までのHIV/エイズケア病棟での看護師勤務経験に基づく回想録(グラフィック・メモワール)であり、さまざまな関係者の証言を織り交ぜて製作された「グラフィック・ドキュメンタリー」としての側面も併せ持つ意欲作。
HIV/エイズに特化した緩和ケア病棟として創設された371病棟では、死と隣り合わせの患者と接する日常がくりひろげられています。エイズに対する恐怖がパニックを引き起こしていた1990年代当時の貴重な証言の記録にもなっています。担当患者が数か月から数年で亡くなってしまう中での看取りを、新米看護師がどのように感じ、どのように向き合っていたのかも読みどころです。
タイトルである「テイキング・ターンズ(Taking Turns)」には「代わりばんこに」という意味が込められていますが、医療従事者も含めて誰しもが患者の立場になりうることを表しています。著者が推進する「グラフィック・メディスン」は、医療をめぐる包括的な概念でありコミュニケーション・ツールとして医療現場にマンガを導入する試みでもあります。マンガを媒介に医療や健康について物語る「順番(ターン)」は読者である私たちにも開かれているのでしょう。

MK・サーウィック (エム ケイ サーウィック) (著)
ロヨラ大学(イリノイ州)英文科卒業後、ラッシュ大学にて看護師の学士号取得。ノースウェスタン大学大学院医学人文学・生命倫理学研究科にて看護学修士号を取得。1994年から2000年までHIV/エイズケア病棟看護師として勤務。2000年からは自身のウェブサイトを中心に「コミックナース」の名前で作品を発表。2007年からはイアン・ウィリアムズと共にグラフィック・メディスンの活動を展開。 グラフィック・メディスンの概念を提唱した共著『グラフィック・メディスン・マニフェスト――マンガで医療が変わる』(北大路書房、2019)は、この分野の基礎文献となる。その他として、女性アーティストによる新しい表現の可能性を探る「Laydeezdo Comicsプロジェクト」に参加(ロンドンを拠点とする当プロジェクトの米国シカゴ支部のコーディネーターを担当)。 本書『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』(2017)は長編グラフィック・ノベルの第一作。ほか、編著『メノポーズ――マンガで描く更年期』(2020)にて、第33回アイズナー賞(最優秀アンソロジー部門)受賞。

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